ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
私は陽那を女として意識し始めていた。



披露宴会場に向かおうと控室を出る前に。


私は彼女の唇を奪った…


戸惑いで震える彼女の唇。



陽那はキスすらもしたコトがないんだーーーー・・・



誰にも触れられたコトのない女に触れる征服感は極上の味を醸し出す。



白い布を自分の思う色に染め上げていく。



女の立場から見れば…残酷だけど。


その甘美で危険な欲望に酔い痴れてしまった。



光源氏は沢山の女人と逢瀬を重ねて恋をして…無垢な少女を自分の理想の女に育て上げる境地に達したんだと感じた。



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