心の傷と大切な思ひ出
あたしの制服の肩の所がつめたくぬれていた。


その日の夜メールをした。
《辛いだろうけどあたしがいるから元気だしてよ!》
こういうことしか送ってあげられなかった。


――♪♪♪〜――

《今日は悪かったな。玲奈のそばにいたら落ち着いた》

こう返事がきた。しかし返事を返さずあたしは寝てしまった。
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