君がいれば
「やめて~...熱い...」



妙に熱がるソナタを仰いだ。



帰る時間も遥かにオーバーしていた。
もうAM12時15分だ。僕だけが見た時計。
言わないでいた。


しかし、離れたくない心が上回っていた。


きっと、僕だけ...。



「明日な」


「うん...帰ってよ。」


「分かってる。大丈夫。」
 

「心配なの、行って。」


「はーい」






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