君がいれば
「明日ねー!!」


「しょうがないな...」


ソナタから離れ、頭を撫でた。



「恥ずかしいよ...明日ね...」


「明日な!」



僕とソナタは
手を振った。


ソナタの足元を見ていた。


一歩一歩と家へ向かっていく。


玄関先でも手を振ってくれていた。



あんなにも気まずい心を
解かしてくれたのは友達の存在。
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