君がいれば
帰る前にA組へ走った。


どれだけ噂が流れたとしても
ソナタと会って声が聞きたい...



いつものように姿を探す。



「ジュノ」


誰かが呼んだ。


隣にはエミがいた。



「ソナタ?ソナなら保健室に...」


「保健室?どうしたの?」


「めまいがするって...行ってあげて...」


「え?」


「あんたを待ってるわ」
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