君がいれば
「はい...」


僕がソナタを見ると
ソナタも僕を見ていた。



しかし、
恥ずかしそうに目を逸らした。


恥ずかしいと、
いつも目を伏せる...。



「くっついちゃいなさいよー...」


僕はソナタを見る。


ソナタは一度、僕を見て
外を見るかのように遠くをみる。



「静かだわね、やけに...」


「帰ろうかな...ジュノ...
送ってくれない?」
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