君がいれば
甘えてくるソナタは、
弱っているから不安だったはずだ。




しかし、
お母さんが家にいてくれて助かった。


ソナタの綺麗さは、
お母さん譲りだろう。




家で寝ていても、
落ち着かなくて...



冷えきったベッドはダメだ。
ソナタの肌で、ソナタの声で温めてほしい。



“学校で浮立つ噂。
とげがささっているのか 胸がうずいてたまらない...
会うことが出来ない...救ってほしい。”


寝れないまま朝が来ていた。
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