君がいれば
「はい!木川でございます。」


ソナタのお母さんだ。



「伊川と言います...ソナタさんは...」


「昨日の...」


「はい...」


「ありがとうね...まだ寝てるのよ...
起きたら電話させるわね...」


「お願いします。」



本当に優しくて、
理解力がありそうだ。




そして、夜10時まで待ってみた。
かかることのない電話を期待せずに
寝ようとしたところ__。
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