君がいれば
第十五章 ○ 変わらないモノ ○
冬になって、やがて1月に。




僕らの成人式___...。


___1月10日...。




ここは北国で寒いのに、この年に限っては
暖冬だった。



僕は、会場までスーツに身をまとって歩いた。



会場で、ミンやタクと待ち合わせた。




学生時代に仲良かった友達との会話を楽しむ中で、
僕は視線を逸らしては、
ソナタを探し始めた。
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