君がいれば
第一章 ○ 出逢日の日 ○
「おっ...久しぶりじゃんか」
僕に声をかけてくれたのは、
小・中学時代から知っている木村 民俊(略: ミン)
高校1年の春_...
中学を卒業して高校生になった僕らは、
同じ高校へと進学した。
「お前、部活どうすんの?」
ミンから問いかけられ
「音楽をしたいんだよな...
迷ってる。お前は?」
そう僕が聞くと、コメディアン系でも
いけるミンは言って笑わせた。