君がいれば
“ソナター!”


と叫びたい気持ちはあったけど、
勇気もなかった。


小さくて整った顔のソナタを見つけると
嬉しい。



昼休み、わざとユウに話しに行くフリをして、
ソナタと連絡が出来ない溝を埋めようと
A組まで行った。



「ユウ!!」


A組のユウの所へ来た。


「お前...何しに来た?」


「お前に会いに来た。」


「嘘つけ!ソナタが目当てだろー!」


バレたか...。
小声で話しをしていた。
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