君がいれば
「ソナタに恋したんだろ?」


僕は顔が熱く火照っていく。



「大好きだ」


「告白しろよな」
 

「は?
気まずいんだ。」


「なんとなくは、聞いた。
取られちゃうぞ。」



取られてたまるか...


「誰だよ、お前か...」


「俺じゃない...俺は好きな奴いるんだ」


初めて聞いた友人からの告白。


それは身近な存在にあった。


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