君がいれば
何を言いたかった?



僕は“ソナタを愛したい いつまでも
止まらないよ この想い...君だけを


そばにいることを許してくれ
離さないよ ずっといてほしい”


って訴えてたんだ。



「伊川くん、どうしたの?」


先生が来て、声をかけられた。



僕は、この授業中の間...


いや、午後の残り2時間ずっと
授業に集中できなかった。


目に浮かぶ、ソナタの顔。

最後に見た、ソナタの目。


授業中も怒られた。


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