君がいれば
僕は何気なしに
再びA組へ走ったんだ。


ソナタがいるか...そう思って。


話せなくていい。
近くにいられるだけで。


会いたくて...声が聞きたい。
近くで声を聞いていたい。


ソナタの声は勇気をくれる。
何も怖くない。
声が胸を焦がす。


君への想いは止まらないんだ。 



必死でソナタを探した。


ずーっと探した。



後ろの方でハシャぐ女の子の集まり。
その中にソナタがいた。
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