君がいれば

しかし、
再び友人と戯れるソナタは
目を逸らした。



「ユウ、俺、心が張り裂けそうや」


気持ちをユウに聞いてもらった。


「お前、大変なことしたな」



夏休みのことが、
消えることなどない気がした。



でも好きだからこそ、
間違えた手段だったとは言え...
してしまった行動。


“後悔してない”と言えば嘘になる。



「まぁ...いいんだけど...」


その時だった...