侍先生!
「だから、ホラ、来いよ」
「…お邪魔します」
なにが、“だから”なのかわかんないけど、先生の布団にお邪魔する事にした。
…うわぁ、先生と一緒の布団って…
「酒くさいっ!」
「そりゃそーだ、飲んでたんだから」
そりゃそーだけど、酒くさすぎる!
「先生、息しないで!」
「無茶言うな!」
「せめて鼻でして!」
「お前、無茶苦茶言うな~」
と先生は私に背を向けた。
あ、お酒のにおい、ちょっとマシになったかも。
「ねえ、先生」
「なんだよ」
「私は、先生がファーストキスの相手で良かったよ?」
先生は、寝がえりを打つように、ごろんと、こっちを向いて、枕に肘をついて、頭を支える体制になった。
「だから、カウントしたっていいよね?」
と、私が言うと、先生は目を泳がせた。
「お前がそれでいいならな」
先生がそう言うと、私は嬉しくなって笑ってしまった。
「何笑ってんの? 変なやつ」
「げへへ~」
「その笑い方やめろ」
だって、嬉しいんだもん。
悩んで、泣いてたのが馬鹿らしく思えるくらい。
「…お邪魔します」
なにが、“だから”なのかわかんないけど、先生の布団にお邪魔する事にした。
…うわぁ、先生と一緒の布団って…
「酒くさいっ!」
「そりゃそーだ、飲んでたんだから」
そりゃそーだけど、酒くさすぎる!
「先生、息しないで!」
「無茶言うな!」
「せめて鼻でして!」
「お前、無茶苦茶言うな~」
と先生は私に背を向けた。
あ、お酒のにおい、ちょっとマシになったかも。
「ねえ、先生」
「なんだよ」
「私は、先生がファーストキスの相手で良かったよ?」
先生は、寝がえりを打つように、ごろんと、こっちを向いて、枕に肘をついて、頭を支える体制になった。
「だから、カウントしたっていいよね?」
と、私が言うと、先生は目を泳がせた。
「お前がそれでいいならな」
先生がそう言うと、私は嬉しくなって笑ってしまった。
「何笑ってんの? 変なやつ」
「げへへ~」
「その笑い方やめろ」
だって、嬉しいんだもん。
悩んで、泣いてたのが馬鹿らしく思えるくらい。