侍先生!
「まいちゃん、もどろう。 トイレ長いよ?」


「あ、そうだね…」


美智子ちゃんは可愛くて優しくて、理想の女の子って感じ。
カツオは、顔は良いし…明るくて、敵を作らない感じ。


なんか、すっごいお似合いに見えるのは、私だけかなぁ?


「あ、二人共。 もう料理きてるぞ」


侍先生がそう言うと、注文した料理がきていた。


「わーい! いっただっきまーす」


ハンバーグセットにがっついて、ほっぺたが落ちそうになりそうなのを、手で押さえる。


「うまーい」


「美味しい、だろ」


「トレビアーム」


「はいはい」


先生が子供を見る様な目で私を見ている。
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