恋花火 ~恋は甘く切ない~


そしてクリスマス当日。


丹後くんとは夕方から会うことになっている。


駅前のイルミネーションを見に行って、ご飯を食べに行く予定なんだ。


今はまだ10時過ぎだし、まだまだ暇だな。


そんなことを思いながらベッドでゴロゴロしてた時だった。


軽快な音を立てて鳴るスマホ。


この音はラインの通知音だ。




何気なくスマホを開いてメッセージを見ようとする。


あ、丹後くんからだ!


でも、すぐにあたしは見なきゃよかったって思った。



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