恋花火 ~恋は甘く切ない~
「俺さ・・・・・・」
あたしは、このとき何にもわかっていなかった。
自分が今どういう状況かを。
何で今日告白しようなんて思ったんだろうって後悔するなんて・・・・・・。
丹後くんの次の言葉にあたしは絶句するなんて・・・・・・。
「都と付き合うことになったから」
時が、止まった気がした。
そう、それはただのあたしの気のせいー・・・・・・
「え?聞こえなかった!もう1回言って?」
なんかじゃ、なかった・・・・・・。