Dear HERO[実話]
そして結局、2度目の告白は実現しなかった。
でもしなくて正解。
そう思うのはもうちょっと後…
だけどもしもこの時私が想いを伝えていたら、龍ちゃんはどんな言葉を返してた?
何も知らない私の気持ちをどう受け止めてくれていたのかな…。
あと一歩勇気をだせていたら…
ほんの少しくらい未来は変わってた?
やっぱり私は前に進まなきゃいけないんだね。
でも分かってるんだ。
どんなに頑張って前に進んでも明るく振舞っても
私はまた必ずあなたの元へと戻ってくる…。
何度忘れようとしただろう…
何度前を向こうとしただろう…
その度にどれだけ涙を流して…
自分と闘ってきただろう。