Dear HERO[実話]


あなたの部屋であなたの隣で、お互いの過去を知ったとき涙が止まらなかった。


包み込んでくれる大きな胸と強い腕。

優しいキス…



あなたの言葉に初めて「シアワセ」を感じた。

その「シアワセ」が永遠に続くことを願った…


でも、その先に待つのはすれ違いばかりだったね。



好きなのに一緒に居られない。

その理由は、龍斗の中に今でも続く苦しみがあったから…

だけど私は何もできなかった。


それでも消えないあなたへの想いに自分自身がどんどん弱くなっていった……


あなたの真っ直ぐな言葉に喜び、悲しみ、暖かさや冷たさまで感じた。


受け止めることしかできない自分。



あなたを守りたい想いは誰よりも強かったのに…


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