君は特別です。





俺達が走っているのは人通りの多い廊下。






ただでさえ有名な俺達は、周りから更にジロジロ見られる。







けど、そんなこと気にしない。






どうやら、篠崎も思ってることは同じようだ。







「こらー!! 佐々木君ー!! 逃げるなぁー!!」







なりふり構わず大声で叫んでいる。







篠崎も慣れたもんだなぁ。






前はあんなに目立つことを嫌っていたのに。









まぁ、俺のせいなんだけどな。





< 101 / 253 >

この作品をシェア

pagetop