君は特別です。




どうやらホントに篠崎の従兄弟みたいだ。





隣を見ると、篠崎は相変わらず机に突っ伏してぐったりとしている。





なるほど…。従兄弟が来るってことをわかってたから、それが嫌で顔色悪かったんだな。






周りからは「未桜っちの従兄弟!?」「かっこいいんだけどー!!」「確かにしのっちょに少し似てるな!!」などなど聞こえてくる。






まさに大盛り上がりだ。






まぁ、篠崎はクラスの中心の存在だからな。






盛り上がるのも無理はない。






篠崎はこうなることを分かってたのかもな。





< 121 / 253 >

この作品をシェア

pagetop