君は特別です。
そう言えばこの人、次の授業知ってるのかな??
「あのー。次の授業知ってますか??」
すると佐々木君は驚いた表情を見せる。
あれ?? 私なんか変なこと言ったかな??
そんなことを思っていると。
「知らねぇ。」
とだけ返事が返ってくる。
「次の授業は国語ですよ。前の学校で使ってた教科書とか、出して置けばいいと思います。」
「なぁ…あんたさぁ…」
「はい??何ですか??」
「…いや、何でもねぇ。」
変な人だなぁ。