君は特別です。





あんた、自分の立場わかってんの?? 皆はあんたと一緒に食べてくれるんだよ??





駄目、って言おうとしたら。






「は?? お前わがまま言ってんじゃねぇよ。」








ドスのきいた佐々木くんの声が先に聞こえた。







――うわー。佐々木くん超不機嫌です。







「え?? ――あぁ!お前って俺に見事に撃沈した佐々木じゃん!!」







ぎゃあぁぁあ!! コウの馬鹿ッッ!!






そんなこと言ったら佐々木くんは更にキレるじゃないかー!!





――時、既に遅し。と言うのはまさにこのことで。






恐る恐る横をチラッッと見ると、佐々木くんが怒り狂っていました。






< 167 / 253 >

この作品をシェア

pagetop