君は特別です。
◇晃哉side こいつ、邪魔。
◇◇◇
さーて、お昼がお昼がやって来たっ♪
さーて、未桜は未桜はどこ行った??
――みぃっけた♪
なんだよー。他の奴等といるしー。…えーっと、西田と斎藤と……げっ!! 佐々木がいるし!!
なんで未桜はあんな奴と仲良くすんだ??
まぁ取りあえず行こっと。
「未桜♪俺とも一緒に食べようよ!!」
俺がにこーって笑うと未桜はげっとしたような顔をする。
「まぁいいけど。皆もいいですよね??」
嫌々ながらも、ちゃんと俺を輪に入れてくれる未桜。
――やっぱ好きだな。
実を言うと俺は未桜が好きだ。
だから『未桜好き好きビーム』を振り撒いている佐々木が邪魔で仕方がない。