君は特別です。
ふんッッ!! どうだ篠崎!!
上から目線で見ると、篠崎の何かにスイッチが入ったらしい。
未桜の前にずいっと立つと、無言で変顔をした。
「!!!!!!!! ――くっ……ふふふ………コウ………それ、ホントにヤバいッッ………。」
未桜を見ると、ホントにヤバそうな顔をしている。
笑い過ぎて、死にそうな勢いだ。
呼吸が凄く苦しそうだ。
ならば俺も………!!
―――そうしていつのまにか始まった変顔対決(??)は、二人の勝敗が決まるまで続けられていた。