君は特別です。
美沙ちゃん………。
くぅっ、可愛すぎるぜ!!
「ありがとうです、美沙ちゃん………??」
いやぁ、こんな可愛い子と話せるなんて、夢にも思ってなかったですよ。
「何で疑問系なのよ~。ホントに面白すぎる!! これから仲良くしてね、未桜っち!!」
そうやって手を伸ばしてくる美沙ちゃん。
ええっと、これは…………
お金を要求してるのかな??
そりゃあ、何から何までしてくれたもんなぁ。お金渡さないと。
「ええっと、何円渡せばいいですか??」
そう聞くと、美沙ちゃんは慌て出した。
「お金!? 違うよ違うよ、これは握手を求めてたの。お金なんて要らないよ~。」
そう言ってまたニコッと笑う美沙ちゃん。
ホントに優しいんだなぁ。
その後美沙ちゃんと別れ、私達のクラス――――コスプレ喫茶へ向かった。