君は特別です。
「あっ、アイスクリームだ。」
「おぉっ!! ほんとだ!!」
目の前にはいつのまにかアイスクリーム屋さんが。
―――アイスクリーム……懐かしいな。
「みっおうー!! アイス買おうぜ!!」
また無駄にテンション高いな、佐々木くん。
「もちろんよ。」
アイスを買わないひとがありますか。
「おっ、未桜もアイス好きなのか?」
「ん? 好き…なんじゃない?」
今まで普通に食べてきたから、考えたことなかったなー。
「なんだよそれー!! 好きってことだろ!!」
隣で佐々木くんは大爆笑。
ほんとにこの人はよく笑うなー。
まあ、それをまたスルーしてアイスを買う。
パクリ
「んーおいしい。」
「あー!! いつの間にアイス買ってんだよー俺も買うー!!」
そういって急いで買いにいく佐々木くん。