君は特別です。
「ねぇねぇ♪次の授業移動だから一緒に行こッッ♪」
女子達のリーダーっぽい奴が話しかけてくる。
――あぁー。香水くせぇー。
こんな匂い自分でいい匂いとか思ってんのか??
趣味悪ッッ…。
そんなことを考えてると。
「ねぇねぇ♪向こうで2人っきりでおしゃべりしよッッ♪」
リーダーっぽい奴に腕を引っ張られる。
バシッッ
俺はその汚い手を払い除けた。
「きたねぇ手で俺にさわんじゃねぇ。」
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