君は特別です。





―――私のお母さん、お父さんは共に交通事故で亡くなっている。






あの日はホントに運が悪かったとしか言いようがない。






私の5歳の誕生日だったから、遊園地へ遊びに出掛けた。






もう、そりゃあウッキウキのルンルンで。





もの凄く楽しみだったんだ。







―――あの事故さえ…あの事故さえ無ければ…どんなにあの日は最高の思い出になっただろうか…。







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