不滅のLIAR!
まだ両手は床につけたまま静まり返った神に小さく聞く。


「あっ、あのっ、それじゃどうしたら……?」


「帰れ」


「え!?」


それって今日の所は帰れって事!?それとも永遠に帰れって事!?


即答された「帰れ」の意味が分からず、リンを見ながら固まった。


「……また明日、来てもいいですか?」


浮かべてた笑みを消して真っ直ぐこっちを睨み付けるリンの目が、さっきまで完全に怒ってたはずなのに、……何だろう?少しだけ陰ってるような……?


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