不滅のLIAR!
なんら問題なさそうに普通に笑うリン。


「そんなに汚いの?でも綺麗過ぎるよりいいんじゃね?」


「きっと驚くと思うけど……。開けるよ……」


お願いだから嫌いにならないで……!


そう願いながらドアノブをゆっくりとひねる。


えーい!オープン、ザ、ドア!


目の前に広がる壮大なスケールの慣れ親しんだ惨状。


「お邪魔しまーす。……つか、ホンットに汚ねーの!マジウケる!」


おお!神は我を見捨てず!


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