不滅のLIAR!
俺は四つん這いになり、リン目がけてティッシュを舞い上げながら突進した。


「きゃー!近寄るな!こっち来んなー!」


散らばった物をまた投げつけようとするリンの腕をガシッと掴む。


このままただで帰してなるものか!


「汚した責任取って!責任!」


そう言った俺はリンの唇に顔をグイッと近付けた。


バチン!


とっさにリンが俺の頬を両手で挟み付ける。


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