不滅のLIAR!
でもいいなと思ったわけじゃなく、ただ隣にいただけで。


……いや、とにかく悪いのは俺だ!


きちんと謝ろうと膝からリンへ視線を移した。


「本当に俺、自分で楽しんでたつもりはなかったんだけど、リンの言う通り配慮がなかったよね。ごめんなさい」


その後流れる沈黙でまたうなだれた俺は、両膝をきつく抱えてじっと耐えた。


もう頭の中は真っ白でごめんなさいしか浮かばない。


そんな中、お互い俯いたまま完全に黙り込んでしまった。


…………………………。


ああ!この果てしない沈黙の意味は一体何なのか!?長くなればなるほどパニックになってく俺を見越しての沈黙か!?


< 6 / 304 >

この作品をシェア

pagetop