不滅のLIAR!
何!?そっちに進化か!また一気に話が進んだのね!


こっちはまだどうしようか考えてる最中だってのに!


「……へー、もう決まったんだぁ。て事は、完全に決定って事だよねぇ……。それはそれは……」


力ない視線を揃えた太ももに落として抑揚のない声でブツブツ答える。


「そうだよー?何か久しぶりだし楽しみなんだもん!時間は8時で、場所はねぇ……」


途方に暮れながら時間と場所を確認して諦めたように電話を切った。


久しぶりに会う友達がめちゃくちゃ乗り気で断るに断れないこの状況が恨めしい。


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