不滅のLIAR!
「それは何だって聞いてんの!」


明らかにまた苛付き始めたリンの言葉に一瞬動揺する俺。


これ、ですか!?


頭を下げたまま一つしかない答えを即答した。


「土下座です!」


「馬鹿かお前は!そのくらい私にだってわかるわ!何のつもりの土下座か聞いてんの!」


ああっ!ただ今混乱のため俺の脳は迷子だ!


思わず床に這いつくばる体を縮こめて少し小さくなった俺の土下座。


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