心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
あたしたちは、お互いにほとんど口もきかなくなって、押し黙ったまま帰り道を歩いていた。
そこに、向こうから、私服の男の子がやってきた。
………ん?
あの、ひょろながいシルエットは。
もしかして。
「みーちゃん。」
カナタ!!!
あたしは驚いて足を止めた。
加賀さんも、踏み出した足を戻した。
カナタだけが、ためらいもなくまっすぐな姿勢で歩き続け、あたしたちの目の前で止まった。
そこに、向こうから、私服の男の子がやってきた。
………ん?
あの、ひょろながいシルエットは。
もしかして。
「みーちゃん。」
カナタ!!!
あたしは驚いて足を止めた。
加賀さんも、踏み出した足を戻した。
カナタだけが、ためらいもなくまっすぐな姿勢で歩き続け、あたしたちの目の前で止まった。