心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「そんでさ。


みゆちゃんの親が許してくれるなら、だけど。



………同棲とか、しちゃったりして。




〜〜〜あー、やばい!!


みゆちゃんと朝から晩までずーっと一緒とか、マジで嬉しいんだけどっ!!」












どっ、









どどど同棲っ!!???







はっ!!??






いやいやいや、ちょっとちょっと、加賀さんっ!!!???






こりゃまた一体なに言い出すんですか!?







びっくりしすぎて、あたしは突っ込みを入れるのを忘れてしまった。






その間も、加賀さんの暴走は止まらない。








「台所で一緒に朝ごはん作ったりとかさ。



夜中に手ぇつないでコンビニ行ったりとかさ。



あー、いいよなぁ、そーゆーの」









いやー、そんな、同意を求められてましてもね。






でもあたしには、走り出した加賀さんを止める術などなく。




結局、将来のバラ色の同棲生活?へ向けて、加賀さんによる熱血指導が始まった。







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