やさしい手のひら・中編【完結】
食堂で新くんのことを話していた
「ちょっと、亜美狙われてるんじゃない?」
「私が?まさか」
新くんが私なんかを狙うなんて、絶対ないと思った。それはいつも私をバカにしているから
「新くんってさ、あれだけいい男だもん。亜美のことも落とせるって思ってんだよ」
「大丈夫。それはない。だって健太と付き合ってるのも知ってるし」
「私は危険な予感がする!」
「もぉ、また変な想像するんだから。私には健太がいるし。新くんとの仕事も今回のが終わったら、もうなくなるんだから」
「亜美、気をつけるんだよ」
「健太にも、昨日そう言われたよ」
「亜美はほんと、のん気なんだから!」
私の気持ちが歪むことはないし、新くんだって彼女ぐらいいるだろう
そう思っていた
2時過ぎ、時間になったので私はこっそり授業を抜け出して、撮影場へと向った
「ちょっと、亜美狙われてるんじゃない?」
「私が?まさか」
新くんが私なんかを狙うなんて、絶対ないと思った。それはいつも私をバカにしているから
「新くんってさ、あれだけいい男だもん。亜美のことも落とせるって思ってんだよ」
「大丈夫。それはない。だって健太と付き合ってるのも知ってるし」
「私は危険な予感がする!」
「もぉ、また変な想像するんだから。私には健太がいるし。新くんとの仕事も今回のが終わったら、もうなくなるんだから」
「亜美、気をつけるんだよ」
「健太にも、昨日そう言われたよ」
「亜美はほんと、のん気なんだから!」
私の気持ちが歪むことはないし、新くんだって彼女ぐらいいるだろう
そう思っていた
2時過ぎ、時間になったので私はこっそり授業を抜け出して、撮影場へと向った