やさしい手のひら・中編【完結】
「着いたよ」
窓から見た、お店はパスタのお店で外国を思わせるような建物だった
「こんばんわ」
親しい店なのか、挨拶をして新くんは店に入って行った
「いらっしゃい」
とカウンターで外人のおじさんがこちらを見ながら微笑んだ
「お前が女の子連れて来るなんて初めてじゃないのか?」
「余計なことはいいから。ここのマスターで俺のおじさん」
「亜美です」
「きれいな子だね、新のこれかい?」
と、おじさんは小指を立てた
「ち、違います」
ハハハ、とおじさんは笑っている
「座って」
新くんが椅子を引いてくれたので、私はそこに座った
「最近、一緒にモデルの仕事してるんだ」
「きれいだと思ったらモデルさんなんだね」
マスターと新くんが話しをしている間、やはり健太のことが気になり、携帯を開いて見ていた
「携帯ばっかり見るなよ」
「あ、ごめん」
「何食べてる?」
私にメニューを見せ、ここのお店で一番人気のパスタを勧められ、私はそれに決め、グラスに入った水をゆっくりと喉に流した
「カクテル飲む?」
私はカクテルを飲んだことがないので断ると、マスターが
「亜美ちゃんに似合うカクテルがあるんだよ」
と、きれいなピンク色でチェリーが乗っていて、うっすら泡が立ち、かわいいカクテルグラスに入れて、私に「どうぞ」と言って目の前に置いてくれた
「私が飲んで良いんですか?」
「亜美ちゃんみたいなカクテルでしょ」
とマスターがこのカクテルの名前などを詳しく教えてくれた
窓から見た、お店はパスタのお店で外国を思わせるような建物だった
「こんばんわ」
親しい店なのか、挨拶をして新くんは店に入って行った
「いらっしゃい」
とカウンターで外人のおじさんがこちらを見ながら微笑んだ
「お前が女の子連れて来るなんて初めてじゃないのか?」
「余計なことはいいから。ここのマスターで俺のおじさん」
「亜美です」
「きれいな子だね、新のこれかい?」
と、おじさんは小指を立てた
「ち、違います」
ハハハ、とおじさんは笑っている
「座って」
新くんが椅子を引いてくれたので、私はそこに座った
「最近、一緒にモデルの仕事してるんだ」
「きれいだと思ったらモデルさんなんだね」
マスターと新くんが話しをしている間、やはり健太のことが気になり、携帯を開いて見ていた
「携帯ばっかり見るなよ」
「あ、ごめん」
「何食べてる?」
私にメニューを見せ、ここのお店で一番人気のパスタを勧められ、私はそれに決め、グラスに入った水をゆっくりと喉に流した
「カクテル飲む?」
私はカクテルを飲んだことがないので断ると、マスターが
「亜美ちゃんに似合うカクテルがあるんだよ」
と、きれいなピンク色でチェリーが乗っていて、うっすら泡が立ち、かわいいカクテルグラスに入れて、私に「どうぞ」と言って目の前に置いてくれた
「私が飲んで良いんですか?」
「亜美ちゃんみたいなカクテルでしょ」
とマスターがこのカクテルの名前などを詳しく教えてくれた