やさしい手のひら・中編【完結】
一人一人のMCになり、笑いがあったりでみんなの楽しい話をしてくれた
「次、俺ね」
と健太がマイクを持った
「今日、この場所でファイナルとなります。長いツアーもここで幕を閉じます。でもまた冬にやるし、来年もやるし、ここで俺は終わらないから」
キャーとみんな声を上げた
「今年に入って、いいこと続きで・・・」
健太が照れく臭そうに話す
「頑張っててよかったってほんとに思った時があって、頑張った俺に神様がプレゼントをくれたみたいで・・・」
みんな黙って聞いている
由里が肘で私を押し
「亜美のことだよね」
「えっ?」
「どんな安物でも高価な物でも俺がもらった一番のプレゼントは神様からもらったプレゼントで、そのプレゼントを2度と手放したくないって思ってる自分がいて、いろんな悲しみや辛さを乗り超えてもらったプレゼントだから、俺の宝物として大事に大切にしたいって思ってる」
私は下を向いて泣いていた。ギューッと胸が熱くなる
「俺の一番に届け!」
健太の一言でステージだけに照明が当たり、Eternitytの演奏に入った
久しぶりに聞いた、健太のラブソングだった
「次、俺ね」
と健太がマイクを持った
「今日、この場所でファイナルとなります。長いツアーもここで幕を閉じます。でもまた冬にやるし、来年もやるし、ここで俺は終わらないから」
キャーとみんな声を上げた
「今年に入って、いいこと続きで・・・」
健太が照れく臭そうに話す
「頑張っててよかったってほんとに思った時があって、頑張った俺に神様がプレゼントをくれたみたいで・・・」
みんな黙って聞いている
由里が肘で私を押し
「亜美のことだよね」
「えっ?」
「どんな安物でも高価な物でも俺がもらった一番のプレゼントは神様からもらったプレゼントで、そのプレゼントを2度と手放したくないって思ってる自分がいて、いろんな悲しみや辛さを乗り超えてもらったプレゼントだから、俺の宝物として大事に大切にしたいって思ってる」
私は下を向いて泣いていた。ギューッと胸が熱くなる
「俺の一番に届け!」
健太の一言でステージだけに照明が当たり、Eternitytの演奏に入った
久しぶりに聞いた、健太のラブソングだった