やさしい手のひら・中編【完結】
健太の唇が離れ、健太と私の額が重なり
「ごめんな」
「健太は悪くない。私のわがままなんだよ」
「俺が夢を追い掛けたように、亜美にも夢があるんだよな」
私は健太にしがみ付き
「私にはもう健太しかいないから」
「うん」
何度、お互いの気持ちを確かめ合ってきただろう。でもそうしないと不安で張り裂けそうな時もあるんだ。私も健太も…
これが私達の愛情表現なのかもしれないね…
ハンバーグを焼き、健太と2人で食卓を囲む
「うまい!」
頬を膨らませ、美味しそうに食べてくれた
「おかわりは?」
「今、する」
残りのご飯を食べ
「おかわり」
そう、言って私にお茶碗を差し出す
「はい」
また箸を走らせ、何度も「うまい」と言いながら、全部食べてしまった
「俺も手伝う」
と言って横で皿を拭いてくれた
2人で終わらせたのですぐに片付けは終わり、ソファでゆっくりと健太の作ってくれたミルクティを味わっていた
「ごめんな」
「健太は悪くない。私のわがままなんだよ」
「俺が夢を追い掛けたように、亜美にも夢があるんだよな」
私は健太にしがみ付き
「私にはもう健太しかいないから」
「うん」
何度、お互いの気持ちを確かめ合ってきただろう。でもそうしないと不安で張り裂けそうな時もあるんだ。私も健太も…
これが私達の愛情表現なのかもしれないね…
ハンバーグを焼き、健太と2人で食卓を囲む
「うまい!」
頬を膨らませ、美味しそうに食べてくれた
「おかわりは?」
「今、する」
残りのご飯を食べ
「おかわり」
そう、言って私にお茶碗を差し出す
「はい」
また箸を走らせ、何度も「うまい」と言いながら、全部食べてしまった
「俺も手伝う」
と言って横で皿を拭いてくれた
2人で終わらせたのですぐに片付けは終わり、ソファでゆっくりと健太の作ってくれたミルクティを味わっていた