やさしい手のひら・中編【完結】
10分ぐらいで凌が私の隣に戻って来て
「大丈夫?」
「飲み過ぎたな」
笑って言ったけど、なんとなく凌は元気がなかった
「そんな顔しない」
凌は由里におもいっきり背中を叩かれ、また2人の楽しい雑談が始まり私はそれを見て笑っていた
何時だろうと思い携帯を見ると、あと15分で8時半になる所だった
私は健太に電話をするため、廊下に出ようとすると
「どこ行く?」
凌に呼び止められ
「あっ、電話してくる」
「そっか」
そう言って私から目線をずらした
私は廊下に出て健太に電話をした
「もしもし健太?」
「もう帰るか?」
「うん、帰ろうかなと思って…」
「今から迎えに行くな」
「うん」
電話を切り、またクラス会をやっている小上がりに戻ると
「帰るの?」
「うん、疲れちゃった」
「川崎さん…来てるんだ?」
「うん…」
私と目を合わせないで話す凌
「凌、具合悪い?」
「いいや」
「大丈夫ならいんだけど」
「亜美いますか?」
入り口の開き戸を少しだけ開けて近くにいる人に私のことを聞いている健太がいた
「大丈夫?」
「飲み過ぎたな」
笑って言ったけど、なんとなく凌は元気がなかった
「そんな顔しない」
凌は由里におもいっきり背中を叩かれ、また2人の楽しい雑談が始まり私はそれを見て笑っていた
何時だろうと思い携帯を見ると、あと15分で8時半になる所だった
私は健太に電話をするため、廊下に出ようとすると
「どこ行く?」
凌に呼び止められ
「あっ、電話してくる」
「そっか」
そう言って私から目線をずらした
私は廊下に出て健太に電話をした
「もしもし健太?」
「もう帰るか?」
「うん、帰ろうかなと思って…」
「今から迎えに行くな」
「うん」
電話を切り、またクラス会をやっている小上がりに戻ると
「帰るの?」
「うん、疲れちゃった」
「川崎さん…来てるんだ?」
「うん…」
私と目を合わせないで話す凌
「凌、具合悪い?」
「いいや」
「大丈夫ならいんだけど」
「亜美いますか?」
入り口の開き戸を少しだけ開けて近くにいる人に私のことを聞いている健太がいた