やさしい手のひら・中編【完結】
次の日、健太が言っていた通り昼前に私のマンションに来た
「さっきお母さんから電話来たよ」
「あー、電話したからな」
健太はここに来る前に私の実家に電話をしていた
「お母さん、びっくりしてたよ」
「ちゃんと許してもらったから」
いきなり健太から電話が来て、お母さんはびっくりしたらしく、なんだろうと思えば同棲のことでまた更に驚いたと言っていた。お父さんもお母さんも健太をとても信用していて、逆に迷惑を掛けないようにって言われてしまった
「ここのマンションの解約もすぐしてくれるって言ってた」
「うん」
「よろしくお願いしますって言われて、なんか照れたよ」
「クスッ」
「なんで笑うんだよ」
「だって、照れることないのに」
「いやなんか、亜美をもらうみたいで」
「ほんとだね。お嫁に行くみたい」
「今すぐこのままもらいたい気分だよ」
そう言って健太は照れ臭そうにニコッと笑った
「よし、少しずつ荷造りしていこう」
「うん」
私は今週中に引っ越すことにした。これから毎日健太と一緒にいられることが嬉しかった
「さっきお母さんから電話来たよ」
「あー、電話したからな」
健太はここに来る前に私の実家に電話をしていた
「お母さん、びっくりしてたよ」
「ちゃんと許してもらったから」
いきなり健太から電話が来て、お母さんはびっくりしたらしく、なんだろうと思えば同棲のことでまた更に驚いたと言っていた。お父さんもお母さんも健太をとても信用していて、逆に迷惑を掛けないようにって言われてしまった
「ここのマンションの解約もすぐしてくれるって言ってた」
「うん」
「よろしくお願いしますって言われて、なんか照れたよ」
「クスッ」
「なんで笑うんだよ」
「だって、照れることないのに」
「いやなんか、亜美をもらうみたいで」
「ほんとだね。お嫁に行くみたい」
「今すぐこのままもらいたい気分だよ」
そう言って健太は照れ臭そうにニコッと笑った
「よし、少しずつ荷造りしていこう」
「うん」
私は今週中に引っ越すことにした。これから毎日健太と一緒にいられることが嬉しかった