やさしい手のひら・中編【完結】
お腹もいっぱいになり、どこへ行くか悩んだ結果、来たからには東京タワーと凌が言い、私達は東京タワーの頂上まで上がり、東京の景色を見ていた

ビルがたくさんで下にいる人がとても小さく、東京に来たんだな、という不安と期待でいっぱいだった。これからここに慣れてしまい地元のことを忘れていくのだろうか・・・

そんなことを考えながら私は窓を見てた

凌の携帯が鳴り

「慎だ」

私の横で坂下としゃべっている。私は話し終わるのを待つ間、売店に行き売り物を見ていた

「亜美、これから慎のとこ行こう」

「由里もいる?」

「うん、2人だから片付いたって」

「そっか、じゃあお邪魔していいね」

また地下鉄に乗り、由里の待つマンションへ向った

凌の家の近くできれいなマンションだった

「亜美ー」

玄関に入り、すぐ由里が私に駆け寄り抱き付いてきた

「東京に来たんだね」

「うん、無事に着いたよ。さー入って入って」

由里に言われて私と凌は部屋へ上がった
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