やさしい手のひら・中編【完結】
集合
由里の退院祝いをすることになり、祐介くんの家にたくさんの出前が来た
ピンポーン
こんなにたくさん出前を頼んでどうするのだろうと思っていた時、インターホンが鳴った
でも祐介くんが玄関に行く前に、すでに龍くんが入って来ていた
「キャー」
優香は龍が来た途端、悲鳴を上げ
「ファンなんです。握手して下さい!」
龍くんに駆け寄り、握手を求めた
相変わらず冷たい言い方で優香を一度だけ見て
「誰?」
「亜美の短大の友達」
健太が龍くんに言うと
「ふーん」
と言って優香と握手をしてソファに座った
私は龍くんに
「久しぶりだね・・・」
「うん」
それだけ会話をした。それ以上龍くんとは何もしゃぺらず、龍くんはただ、みんなの会話を聞いていた
ピンポーン
と、またインターホンが鳴り、今度は祐介くんが玄関に出て行った
「久しぶり」
今度は学くんが現れ
「亜美ちゃん、元気だった?亜美ちゃんにはやっぱり健太だよな」
そう言って、私の頭をポンポンと叩き、龍くんの隣に座った
これでBlacksみんなが集まり、久しぶりに集合した姿を目の前で見た
「私死んでもいいわ」
優香がみんなが集まったことで感動していて、一生の思い出と言った
今、超人気のBlacksといることは確かに凄いことで、会ったことのない人にすればきっと驚きなんだろう
「優香ちゃんの彼氏も呼べば?」
祐介くんが優香に言った
「とんでもないです」
「電話してみたら?」
私が優香に言うと、
「絶対、無理無理」
「見たかったのに」
「今度にします」
そう言って優香は断った
ピンポーン
こんなにたくさん出前を頼んでどうするのだろうと思っていた時、インターホンが鳴った
でも祐介くんが玄関に行く前に、すでに龍くんが入って来ていた
「キャー」
優香は龍が来た途端、悲鳴を上げ
「ファンなんです。握手して下さい!」
龍くんに駆け寄り、握手を求めた
相変わらず冷たい言い方で優香を一度だけ見て
「誰?」
「亜美の短大の友達」
健太が龍くんに言うと
「ふーん」
と言って優香と握手をしてソファに座った
私は龍くんに
「久しぶりだね・・・」
「うん」
それだけ会話をした。それ以上龍くんとは何もしゃぺらず、龍くんはただ、みんなの会話を聞いていた
ピンポーン
と、またインターホンが鳴り、今度は祐介くんが玄関に出て行った
「久しぶり」
今度は学くんが現れ
「亜美ちゃん、元気だった?亜美ちゃんにはやっぱり健太だよな」
そう言って、私の頭をポンポンと叩き、龍くんの隣に座った
これでBlacksみんなが集まり、久しぶりに集合した姿を目の前で見た
「私死んでもいいわ」
優香がみんなが集まったことで感動していて、一生の思い出と言った
今、超人気のBlacksといることは確かに凄いことで、会ったことのない人にすればきっと驚きなんだろう
「優香ちゃんの彼氏も呼べば?」
祐介くんが優香に言った
「とんでもないです」
「電話してみたら?」
私が優香に言うと、
「絶対、無理無理」
「見たかったのに」
「今度にします」
そう言って優香は断った