やさしい手のひら・中編【完結】
「亜美、目と鼻が真っ赤だよ。また泣いたんでしょ」

由里にばれてしまい

「私も我慢してるんだから、亜美も我慢しなさい!」

「うん」

優香はビールを私にくれて、

「ほら亜美。飲むよ」

「うん」

またみんなで飲み直し、朝方まで騒いでいた

朝、目が覚め、なんか腰が痛いと思ったら、みんな床に寝ていた

みんな目を覚ます前に朝ごはんを作っておこうと思い、私はキッチンに立ち食事の準備に取り掛かった

「痛ーい」

由里が腰を押さえ、目を覚ました

「亜美、おはよう。うわー久しぶりに亜美のご飯!」

「おはよ。床で寝てたから腰痛いんでしょ。私も痛かったよ。ほら顔洗ってご飯食べなよ」

由里は腰を屈みながら歩いて洗面所へ行った

「優香、朝だよ」

「うーん」

体を丸くして寝ている優香のそばに行き、私は優香を起こした

「亜美、おはよ」

「腰痛い?」

「あちこち痛いよ」

優香も洗面所に行き、その間朝ごはんをテーブルに出し、すぐ食べれるようにした
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