With a smile
「ウチの部はもう分かるよね?営業部は、あの辺にいる人ね」
高島さんが入り口近くのテーブルを指差した。
「部長の後藤さんに、課長の橋田さん、主任の藤堂さん・・・」
端から順番に説明を始めた。
同じ学校出身という事もあって、私の教育係として研修中から色々と親切に教えてくれている。
営業部は外に出ている事が多く、今日初めて見る人ばっかりだ。
10人以上いる営業部の人達を早く覚えようとじっくり見ていった。
「あと、建都(ケント)くんがいないなーー。ねぇー、建都くんはー?」
大きな声で営業部の人達の方に聞いた。
「あー、建都遅れるって。でも絶対来るって言ってたよー」
営業部の、・・・なんて人だっけ?もう忘れてるけど、大きな声で返事があった。
「まだ来てないけど、建都くんって人がいるから。私と同期なんだけど、ほのかちゃんと同じ年だよ」
もうすでに覚えきれて無いけど、同じ年という事と、建都という響きは頭に刻まれた。
高島さんが入り口近くのテーブルを指差した。
「部長の後藤さんに、課長の橋田さん、主任の藤堂さん・・・」
端から順番に説明を始めた。
同じ学校出身という事もあって、私の教育係として研修中から色々と親切に教えてくれている。
営業部は外に出ている事が多く、今日初めて見る人ばっかりだ。
10人以上いる営業部の人達を早く覚えようとじっくり見ていった。
「あと、建都(ケント)くんがいないなーー。ねぇー、建都くんはー?」
大きな声で営業部の人達の方に聞いた。
「あー、建都遅れるって。でも絶対来るって言ってたよー」
営業部の、・・・なんて人だっけ?もう忘れてるけど、大きな声で返事があった。
「まだ来てないけど、建都くんって人がいるから。私と同期なんだけど、ほのかちゃんと同じ年だよ」
もうすでに覚えきれて無いけど、同じ年という事と、建都という響きは頭に刻まれた。