桜〜新選組と1人の少女の物語〜



沖田、土方、斎藤はさくらの涙を見逃さなかった。


平「なんだよ。さくらこんなの買いに行ってたのか?」


走って部屋に戻る際に落としてしまった櫛を手に取る。



佐「櫛ねぇ…」


原田は苦笑い。



平「ありえねぇよな!お千ちゃんに全部押し付けたまま自分のものを買い………「いい加減にしなよ。これ以上言ったら僕、切っちゃうよ?」



お千の腕を解き自分の部屋に戻って行った。



平「……」


< 129 / 230 >

この作品をシェア

pagetop